仕事や日常生活であまり数字に触れる機会がないと、脳のなかの数字を扱う部分が老化してしまうといわれています。
そこで、小学生でも解けるような計算や、算数を使ったクイズを意識的に行ってみましょう。普段使わない脳の部分を使うことで、アンチエイジング効果も期待できます。
すぐに答えが出せなくても、わかったときの気持ちよさは脳にとって刺激になるはずです。さっそく問題を見ていきましょう。
■アンチエイジング数字クイズ・問題編
3Lを計ることができる容器と、5Lを計ることができる容器、水がたっぷり入ったタルが1つずつあります。
容器はそれぞれ立方体の形をしています。3Lと5Lの容器2つを用いて4Lを計るにはどうすればよいでしょうか?
■アンチエイジング数字クイズ・解答編
みなさん答えはわかりましたか?
頭のなかで水を行ったり来たりさせているうちに、どちらに何L入っているのかわからなくなってしまった方もいるのではないでしょうか。
この問題を解くには、想像力も必要です。それでは答えを見ていきましょう。
(1)タルの水を5L容器いっぱいに入れる。
(2)上記(1)の水を、3Lの容器が満杯になるまで移し替える。これで5Lの容器には2Lの水が残っていることになります。
(3)3L容器に入っている水をタルに戻して空にする。
(4)5L容器に残っている2Lを3Lの容器に入れる。この時点で5L容器は空、3L容器には2L入っている状態です。