蚊を媒介にする病気はいろいろあり、しかも深刻な症状になるものも少なくありません。少し前は、国内でもデング熱の発症が確認され、話題になりました。暑い季節ですし、妊娠しているかたはなおのこと心配でしょう。
今回は、妊娠中蚊に刺された場合の心配事や、妊娠中できる虫刺され予防の方法などについて、医師に詳しい話をききました。
妊娠中に蚊にさされることで、胎児に与える影響は何かありますか? 蚊が媒介する病気には
・マラリア
・日本脳炎
・西ナイル熱
・デング熱
・ジカ熱(参考:「日本は大丈夫? 世界で感染が拡大する【ジカ熱】について知りたい!」)
などがあります。
マラリア:妊婦に感染すると流産や妊婦死亡につながることがあるとされています。
日本脳炎・西ナイルウイルス:胎盤を通過し流産の原因になるとされています。
デング熱:妊婦が感染すると重症化するとされています。
ジカ熱:胎児に小頭症などの異常を生じるとされています。
妊娠中に蚊にさされてしまった場合、どう対処するのがよいのでしょうか? 虫刺され用の塗り薬は、妊娠中でも使用できます。
ジカ熱の流行が騒がれる昨今…妊娠中蚊に刺されても大丈夫?
2016.07.23 21:00
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