インドネシアのスマトラ島、バンダ・アチェ。ここで家族と一緒に暮らしていた7歳の少年、マルチュニスの身に突然悲劇が降りかかった。
2004年12月26日にスマトラ島沖地震が発生。津波により甚大な被害が出たが、マルチュニスもこの地震により、母親と二人のきょうだいを亡くした。その後、マルチュニスは保護されるまでたった一人で21日間を生き延びた。
子供一人で保護された時には周囲が驚いたが、最愛の家族を亡くして一度は絶望した彼がそれでも生き延びようとしたのは「将来、サッカー選手になる」という夢があったからだ。
「絶対に生き延びる。そしてサッカー選手になるんだ!」
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それが彼に生への執念を呼び覚ました。保護された時、マルチュニスはまるでその夢を周囲に宣言するかのようにポルトガル代表チームのユニフォームを着ていたという。
それを知ったポルトガル国民は感動。その感動の波からか、マルチュニスが大ファンであるクリスチアーノ・ロナウド選手と面会できることになった。これがその時の写真である。