サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ハッシュの初重賞制覇ある!」

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ハッシュの初重賞制覇ある!」

 夏競馬も後半戦に突入! 今週は「アイビスSD」が新潟で行われる。過去5年で4回1番人気が勝利している重賞だが、枠順にも注目だ。一方、札幌の「クイーンS」は、オークス2着馬チェッキーノが人気の中心。

 今週から新潟、札幌、小倉開催。本格的な夏のローカル競馬が始まるが、新潟開幕週のメインはアイビスSD。新潟の名物、芝1000メートル、直線のみで争われる電撃の一戦だ。

 今年で16回目。まだ新しい重賞だが、まずこれまでの15回を振り返ってみようか。1番人気馬は5勝(2着2回)。2番人気馬は3勝(2着1回)。馬単導入後のこれまでの14年間、その馬単で万馬券になったのは5回(馬連は1回)。ここ3年、連続で1番人気馬が勝利しており、比較的順当に収まる重賞と見ていいか。

 そして盛夏の中での競馬ということで、暑さに強い牝馬の活躍が目立つことは知っておくべきだ。牡馬5勝に対して、牝馬はその倍、10勝を記録している。

 また、直線のみの競馬。外枠の馬が比較的有利で、よく連対を果たす。というのも、外ラチ沿いの芝は使用頻度が少なく、傷んでいないのでスピードに乗りやすいからだ。といっても、枠順が決まる前にあれこれ言ってもムダなこと。参考までに。

 では、データを頭に入れたうえで勝ち馬検討に入ろうか。昨年の覇者ベルカント、2年連続僅差3着の実績があるアースソニック、直千競馬に実績あるネロ、プリンセスムーンなどが有力候補としてあげられる。

 しかし伏兵陣も多彩。人気どころと大きな力の開きはないように思え、最も期待を寄せたいのはその中の1頭、ハッシュである。

 とにかく短いところでのスピードは一級品。まだ準オープン(1600万条件)の身で、相手が一気に強くなる今回は、恐らく評価は低いだろう。が、オープンの流れにも十分対応できるスピードと能力の持ち主と見たい。

 昇級初戦の前走は逃げ粘って僅差の2着。ここ3戦【1】【1】【2】着と勢いに乗っている馬なら、強敵相手でも断じてヒケを取るまい。

 直千競馬は前々走が初めて。

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