嵐とV6には、俗にいう“大野岡田問題”がある。これは、実年齢とジャニーズ事務所への入所時期、歌手デビューした時期などで、「ホントは先輩か後輩か」判断が難しいという“問題”である。“大野岡田問題”以前に、SMAPの中居正広もその対象となる人物だった。
今年、入所30年目に突入した中居は、SMAPとして歌手デビューし、四半世紀の25周年にあたる。ここで取り沙汰されるのが、V6長野博とTOKIO城島茂、“伝説のアイドルグループ”光GENJI佐藤アツヒロである。この3人は、中居入所の前年にあたる1986年に入所している。この時点では、全員中居の先輩だ。
その中でも入所時からズバ抜けた美男子だった佐藤が、一足早く翌87年にデビューした。複雑なのは、中居と佐藤は地元が同じで、中居は佐藤の1年先輩だったことだ。中居は先輩でありながら、仕事では佐藤の後輩となってしまったのだ。後に中居、長野、城島は、光GENJIのバックダンサーを務めているが、全員佐藤より年上だった。また、中居と長野は同級生、城島にいたっては二人より2歳年上だが、SMAPは91年、TOKIOは94年、V6は95年にデビュー。興味深いのは、光GENJIの佐藤と同期の長野が、最もデビューが遅かった点だ。
昨年末の『第66回 NHK紅白歌合戦』では、初めてSMAP、TOKIO、V6が同じステージに立った。彼らがタメ口で話す貴重なシーンも見られたが、その理由は“ほぼ同期”の仲間だったからだ。長野がメンバーから「光GENJIを知っているすごい仲間」と尊敬され、城島が「リーダー」とイジられるのも、そんな背景があるせいだ。
そして最近、“先輩後輩問題”に直面しているのが、嵐の大野智とV6の岡田准一なのだ。二人はほぼ同期(厳密には大野が5カ月ほど先輩)で、同級生。11月が誕生月というところまで同じ。しかし、先の長野がV6で最も長い芸歴なのに対し、岡田はジャニーズに合格した年にデビューしたミラクルボーイである。大野は、V6のバックダンサーでおよそ4年も踊り続けるという苦労の末、99年にようやくデビューした。
そうした複雑な関係ではあるものの、つき合いの長い二人は共通の趣味を持つほど親密だ。絵、釣りなど、もともと多趣味な大野は、岡田がインストラクターの資格を持つジークンドーも始め、時間にゆとりがあるときは、ともに体を動かしているという。
先輩後輩の関係が密で、意外にタテ社会なジャニーズだが、年齢などは関係なく、同期というのは彼らにとって特別な存在であるようだ。
嵐とV6の複雑な関係? ジャニーズが抱える「大野岡田問題」とは
2016.07.29 09:00
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