全国高校野球選手権大会・西東京大会の初戦での特大アーチに続いて、2戦目、4戦目と本塁打を量産する早稲田実業の怪物、清宮幸太郎。だが、怪物は彼だけではない。今夏の地方予選に目を向けると……。
「清宮は2年生ですが、実は今年の1年生に逸材がそろっているんです。2000年生まれの選手たちなので、“ミレニアム世代”とでも呼んでおきましょうか。そんな彼らの活躍ぶりには、公式戦デビューとなるこの夏から、プロのスカウトたちも目を光らせていますよ!」(スポーツ紙記者)
そのミレニアム世代の実力とは、いかほどか。注目選手を紹介しよう。まずは、清宮と同じ早実の1年生、野村大樹選手。彼が早実の4番を任されたことは、以前に本誌でも報じたが、「パワーも技術も、まだ清宮のほうが上ですが、スイングスピードは清宮より速いかも」(前同)と言われるほど。身長172センチと小柄ながらもU15日本代表の4番を張る逸材だけに、今後が大いに楽しみだ。
U15日本代表の打の大黒柱が野村なら、投の大黒柱は小野寺瑞生投手。中学時代に最速143キロをマークし、約40の高校から誘いを受けた速球派の右腕で、東海大甲府高に進学した。「同校にはもう一人、渡部雄大投手という1年生がいます。小野寺が速球派なのに対して、彼は変化球が多彩な技巧派。この2人が成長して二枚看板となったら脅威ですね」(同)
三拍子そろった選手としてスカウトが注目するのは、横浜高の万波中正(まんなみちゅうせい)選手。「コンゴ人の父を持つハーフの選手なんですが、身長190センチ、体重92キロという恵まれた体格と並外れた運動能力から、“第2のオコエ”と呼ばれています」(同)
中学時代は東練馬シニアで野球に打ち込む傍ら、部活は陸上部に所属。砲丸投げで全国大会に出場するなど、運動神経と肩の強さは群を抜いている。「関節が非常に柔らかく、動きがしなやか。パワーもすごいですよ。神奈川大会の3回戦では、横浜スタジアムのバックスクリーン直撃の135メートル弾を放って、観客の度肝を抜きました」(専門誌記者)
さて、万波が“第2のオコエ”なら、こちらは“第2の大谷”だ。「大阪桐蔭の根尾昴(あきら)選手は、1年にして最速146キロ! 打っても、あの大阪桐蔭で5番を任されるなど、まさに“二刀流”の選手です。小学生時に100メートル走で全国5位、ソフトボール投げで全国歴代1位の89メートルを記録した恐るべき身体能力の持ち主ですから、まさに史上最強の逸材」(前同)
ここに紹介した以外の選手にも、逸材がゴロゴロいる“ミレニアム世代”。今夏の甲子園のみならず、彼らが3年生になったときの「第100回大会」で、どんな活躍を見せてくれるのか。今から楽しみだ!
清宮だけじゃない! 高校野球「ミレニアム世代」怪物1年生たち
2016.08.04 08:30
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