8月7日(日本時間8日)、MLB通算3000安打に王手を掛けていたイチロー(マーリンズ)が、敵地・クアーズフィールドでのロッキーズ戦の7回に三塁打を放った。
この一打でMLB史上30人目の3000安打到達。MLB16年目でついに大記録を成し遂げた。イチローは6月に日米通算4257安打を放ち、ピート・ローズの持つMLB通算安打記録を上回るなど今年は記録ラッシュとなっている。
2001年にマリナーズでデビューして以来、これまでMLBで数々の記録を塗り替え、名場面を作ってきたイチロー。数ある名場面の中から印象的な場面をピックアップして、その偉業を称えたい。
(※日付は現地時間)
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■2001年・MLBデビュー戦で2安打!
オリックス時代は1994年から7年連続首位打者を獲得するなど、日本球界を代表する選手となっていたイチローは、2000年のオフにポスティングシステムでマリナーズへ入団。日本人野手では初となるMLB挑戦だっただけに、当初は「MLBで通用するのか?」という声も多く聞こえていた。
そして迎えた2001年4月4日、地元・シアトルのセーフコフィールドでのアスレチックス戦。イチローは「1番・ライト」でスタメン出場すると7回の第4打席、二遊間をきれいに破るセンター前ヒットでMLB初安打を記録する。
さらに8回の第5打席では一塁側へバントを転がし、自慢の俊足で内野安打をきめた。イチローはこの試合、5打数2安打でMLBデビュー戦を飾り、その才能の片鱗をシアトルのファンに見せつけた。
イチローはこの年、マリナーズ不動の1番打者となりオールスターゲームにも出場。打率.350で首位打者、56盗塁で盗塁王のタイトルを獲得するなどマリナーズの地区優勝に大きく貢献し、ア・リーグMVPを受賞した。