夫婦の対応に落差?小倉優子”ゲス不倫騒動”の後始末

「小倉優子 とっても甘い」より

 タレントの小倉優子(32)が、夫であるカリスマ美容師の菊池勲氏(45)の不倫について、自身のブログに心境を綴り、その文面がネット上で「ママタレの鏡」とされ、賞賛と励ましの声が寄せられているようだ。

 小倉はブログで「皆様には、ご心配、ご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ございませんでした」と謝罪。さらに自らの心境を「ショックだったし腹立たしい気持ちでいっぱいだった」と語る一方で、「主人もたくさんの方々から大変なお叱りをいただき、反省している」と夫をフォローする一文も添えられている。現在第二子を妊娠中の小倉であるが、今後に関しては子供達のことを考えた上で、「結婚生活を考え直すいいきっかけにしたい」と結んだ。

 現在小倉は長男と知人宅に身を寄せているようだが、所属事務所は別居ではなく一時的なものとして、現時点では離婚の話は出ていないとしている。関係者はそのブログに対して、以前同じ境遇にあったあるタレントがとった方法をマネたものではないかと語る。

「自身の心境もさりげなく添えつつ、きちんと不貞を犯した夫についてもフォローを入れるというのは、まさにスザンヌ(29)がとった対応とそっくりです。スザンヌも元夫・プロ野球選手の斉藤和巳(38)の不倫が原因で離婚が報じられた際、一切相手を責めませんでした」(芸能関係者)

 この対処が好感度を上昇させ、スザンヌ自身が致命的なマイナスイメージに繋がることはなかったという。小倉は現在の芸能界のポジションとしては、結婚と第一子出産後にママタレとしての地位を確立している。不倫された側である小倉の対応としては、その後の展開や自身に抱かれるイメージを予測した上で、ベストなものだったのかもしれない。

■欲しいのは「小倉の夫」という肩書き

 しかし的確な対応でイメージダウンを回避した小倉に対して、夫である菊池氏のイメージは、相変わらず「遊び人の夫」「チャラい」といったマイナスのレッテルがついたままである。

「スクープした『週刊文春』(文藝春秋)の記者からの質問に対して、菊池氏は当初『していないっす』と不倫関係を否定していました。しかしその後、馬越幸子(25)が所属事務所を解雇されており、2人の間に男女の仲があった可能性は高い。こうした歯切れの悪い否定の仕方や、今回小倉がブログでの心境を告白したことが逆に『やっぱり嘘をついてたんだな』という印象を強くしてしまったようです。そのためバッシングがより強くなったように思います」(前出・関係者)

 今月4日に放送された『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)では、菊池氏の友人の証言によって「(菊池氏は)絶対離婚したくない」ということを言っていることが明らかになった。

「少なからず、小倉の夫というネームバリューがあったのは確かです。彼自身の仕事にも大きな影響があった。その肩書きを失うのは、今後の仕事にも影響しかねない。小倉の夫という肩書きを守りたいという切実な考えもあるのではないか」(前同)

 不倫に関して世論の風は冷たく、このまま関係を否定していては、すべてを失いかねないのではないだろうか。今後の対応に注目だ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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