見れば見るほど、なにを意図しているのか分からない。そんな動画が話題となっている。
まずはご覧いただきたい。
太り気味の裸の男たちが、海の上を浮上する椅子にすわり、凄まじい形相で悲鳴をあげる。通り過ぎる船が、彼らの声に呼応するかのように汽笛をならす。
言ってしまえば、それだけの動画だ。
しかしその映像に漂う不穏さは、見る者に言い知れぬ不安を与える。笑えばいいのか怖がればいいのか、それすらわからないのである。
実はこの映像は、ニューヨークで活動するグラフィックアーティスト、Brian TesslerとJon Bakenの共作によるアートワークなのである。
2人は「COOL 3D WORLD」という活動を通して、CGによるグラフィックアートや動画の制作を行っている。
これらの映像はどのような意味を持っているのだろうか? しかし彼らは、その明確な答えを述べようとはしない。
ただ「これは始まりに過ぎない」という言葉を残すのみだ。
独自のシュールレアリスムを表現しようとする、彼らの今後に注目したい。