北朝鮮の朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総参謀部の代弁人(スポークスマン)は22日、同日からはじまった米韓合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」を非難する声明を発表。同日、朝鮮中央通信が配信した。
声明は「『ウルチ・フリーダム・ガーディアン』合同軍事演習は軍事的力でわが生の基盤をそっくり奪い、この地の千万の軍民に植民地奴隷の悲惨な運命を強要しようとする奸悪な悪巧みの直接的発露である」と指摘。
さらに「朝鮮半島の現情勢は事実上、任意の時刻に核戦争が勃発しかねない危機一髪の状態に置かれている」と警告した。
そのうえで「かつてとは比べようもない朝鮮式の核先制打撃能力を完璧に備えたわが革命武力は、侵略と戦争の牙城を残らず掃滅して南朝鮮解放の勝利の砲声を響かせる歴史的機会だけを待ち焦がれている」と威嚇した。