飯島派のキスマイ大躍進?SMAP解散騒動をよそに証明した底力

案じられる“飯島派”キスマイの行方

 キスマイことKis-My-Ft2が17作連続でオリコン1位を獲得した。今作は「Sha la la Summer Time」が9月5日付オリコン週間シングルランキングで初週26.7万枚を記録。デビューからのシングル1位連続獲得作品では、KinKi Kids(36作連続)、KAT-TUN(26作連続)、NEWS(20作連続)に続く歴代4位となる。

 ジャニーズ事務所所属アーティストは派閥に分かれており、ジャニー喜多川(84)派と、SMAPを育て上げた飯島三智(59)派、そして藤島ジュリー景子氏(50)が率いる藤島派に分かれているとされている。飯島氏がジャニーズ事務所を退社したことで、飯島派と言われるキスマイが干されるのではないかとファンは危惧していたようだ。

 ただ、今のところキスマイは着々と結果を出している。その魅力はどこにあるのだろうか。

■ファンを掴む“ギャップ萌え”

 ジャニーズに詳しいライターが語る。

「ここ5、6年は飯島氏がキスマイを担当。同じく飯島氏担当のSMAPとテレビ共演を繰り返し、徐々に露出もアップ。その間に、飯島氏からバラエティの手ほどきを受けています。また、後ろの横尾渉(30)・宮田俊哉(27)・二階堂高嗣(26)・千賀健永(25)で結成された舞祭組は、中居正広(44)プロデュースで頑張っています。事務所にプッシュされないブサイクチームでも、健気にがんばる姿にファンは庇護欲をくすぐられるようです」

 舞祭組は画面上の華がない分、内面を磨いているようだ。キスマイの魅力は、なんといっても飯島氏仕込みのバラエティ対応力と、コンサートでの力強さのギャップだという。

「舞祭組は本当にブサイクで、いわゆる”ジャニーズ系”とは程遠い。でもそれを自覚しているので、それを笑いに変える努力をしています。また、バラエティではバカなことを言って笑われていても、コンサートではSMAP同様、趣向を凝らしたステージで熱い姿を見せる。そのギャップもファンの心を掴んでおり、最近は男性ファンも増えてきました。ファンクラブの会員数も増加傾向にあります。チケットも入手困難ですよ」(前出・ライター)

 SMAP解散騒動のとばっちりを受けるのではないかとファンを心配させているキスマイ。事務所の事情に巻き込まれず、このまま着実にファンを増やし続けられることに期待したい。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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