SPFの数値だけ見てちゃダメ! ​日焼け止めの正しい塗り方と使い分け方法

| 学生の窓口



この暑い季節、肌が痛む日焼けを防いでくれる重要アイテムが日焼け止めですよね。でもこの日焼け止め、間違った塗り方では効果が減ってしまいます。そこで今回は日焼け止めの正しい塗り方について紹介していきます。

2016年3月14日放送、「スッキリ!!」(日本テレビ)では、日焼け止めの正しい塗り方が紹介されました。顔に塗る場合、真珠1粒分ぐらいを使う人が多いと思われますが、それは間違い。専門家によると、真珠2粒分程度が正しいそうです。思っているより多めに塗るようですね。クリームタイプで真珠2粒分。乳液タイプで500円玉大が適正量になります。SPFの数字は国際的な基準によって定められていますが、皮膚1センチ四方に2mg塗った場合のみ、効果があらわれるそう。正しい塗り方は、指で叩くように肌にのせること。皮膚が荒れてしまったら、無理に塗らないことも重要です。

正しい塗り方を覚えたら、次に気になるのがSPFの数値の見方ですよね。SPFは、サンプロテクションファクターの略。この数値は、1~50まであります。一方で、PAという表示もありますが、これはプロテクショングレイドオブUV-Aの略で、主にUVAをカットする効果を表します。PAには、+と++と+++の三段階の表示があり、+が多いほうが効果が高くなっています。

日焼け止めはSPFの数値によって使い分けを行うのがおすすめです。外出時間、場所、行動内容、などによってSPFの高いものと低いものを使い分けるのです。家事や洗濯物を干したり近所への買い物程度なら、SPF15~20のPA++ぐらいものがいいでしょう。長時間の外出や、海や山など、紫外線を直接浴びる場所であれば、SPF30以上を使うといいでしょう。SPFの最高値は50ですが、これを時間に換算すると、1250分。つまり20時間50分ぶんとなります。一日あたりの使用時間としても長すぎで、ここまで大きい数字のものは必要ないとも言えるでしょう。SPFも30を超えると、ほとんど効果に代わりはないようです。

いかがでしょうか。正しい日焼け止めの塗り方とSPFの数値による使い分け法は理解できましたか? 今後はただ適当に日焼け止めを塗るのではなく、きちんとシーンに合わせて正しい塗り方をして日焼け予防ができるといいですね。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
社会