【そのリスクは“確実”】受動喫煙による日本人の肺がんリスクが約1.3倍と発表!?

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近年、喫煙者に対する待遇は厳しいものとなっており、世間で進む分煙化やタバコ税増税など、肩身の狭い時代となっています。
しかし、それでもやはり非喫煙者にとっては、喫煙者というのは有害物質を撒き散らしているだけであり、自分の趣味で他人を害している人間に思えて仕方ないもののようです。

そんな中、国立研究開発法人国立がん研究センターが、日本人の非喫煙者を対象とした受動喫煙と肺がんとの関連についてとある研究結果を発表しました。

それによると、なんと受動喫煙をすることで日本人の肺がんのリスクが約1.3倍も高まっているというのです!

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受動喫煙による日本人の肺がんリスク約1.3倍!?

以前から、「“受動喫煙”が非喫煙者に対して害を及ぼす」というのは、よく言われていたことですが、2016年8月31日に国立研究開発法人国立がん研究センターが発表した研究結果によると、受動喫煙によって非喫煙者の肺がんのリスクは約1.3倍も高まるようです。

日本では肺がんの死亡のうち男性で70%、女性で20%の人は“喫煙”が原因と考えられています。
また、肺がん以外のがんとの関連も明らかになっており、がんで死亡した人のうち男性で40%、女性で5%は“喫煙”が原因と考えられています。

しかしながら、受動喫煙と肺がんの関連については、個々の研究では統計学的に有意な結果が得られていませんでした。

そこで日本人の非喫煙者を対象に受動喫煙と肺がんの関連を報告した研究のうち、適用基準を満たした9本の論文結果に基づき分析したところ、“受動喫煙による相対リスクは約1.3倍”と受動喫煙と肺がんとの間に統計学的に有意な関連が認められました。

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