“42歳専業イクメン、初めて赤ちゃん育てます!” 限界集落の片隅で人知れず育児業にいそしむ男、イクメン野郎がYouTubeにて配信中の体当たり育児実践番組『イクメンやってます』。
この連載では、毎回『イクメンやってます』で公開中の番組から1本を取り上げ、育児経験ゼロの専業イクメンと「愛娘」(0歳)との、手探りだらけの育児風景をご覧いただくとともに、育児中のママ・パパが突き当たる悩みをともに解決していければと思います。
前回は、まだイクメン歴0ヶ月だったころのイクメン野郎が育児に孤軍奮闘する様子をお届けしました。
今回は、3ヶ月の愛娘に始まった“イクメン野郎、たそがれ泣きにノックアウト寸前!”編をお届けします!
■何をしても泣き止まない!? 「理由なきギャン泣き」
愛娘がこの世に生を受けてきっちり3ヶ月、律儀にも育児書の記述通り始まりました……。恐怖のたそがれ泣きが!
これまでのわが家の子育ては、まさに手探り。
愛娘が泣いて知らせるいろいろな要求を「ミルクですか?」「おむつですか?」「暑いですか?」とあれこれ試しては、正解ならば泣き止む、不正解なら泣き止まない……と答え合わせを繰り返してきました。
それはそれで、愛娘の泣き声を介した親子の対話というものが、一応は成り立っていたのです。
そんな折に襲来したのが「理由なきギャン泣き」ともいえる“たそがれ泣き”でした。
夕方6時半、まるで時を告げる鐘の音のように、愛娘が声をはり上げ泣き始める。
お気に入りのおもちゃたちで落ち着かせを試みるも、次々に敗北! あんなに好きだったガラガラの音すらまったく耳に入らない様子だ。
何をしても泣き止まないなか、唯一効果があるのはだっこぐらい。とはいえ愛娘のたそがれ泣きは、毎日1時間半ほど続きます。