2016年9月21日(水)に更新された乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんのブログでは、乳がんと妊娠出産について語られておりました。
小林麻央さんが医師から受けた乳がんと妊娠出産についての説明のなかには、「卵子凍結」といった話もありましたが、乳がんと妊娠にはどのような関連があるのでしょうか。
今回は「乳がんと妊娠出産の関連性」について、医師に解説をしていただきました。
抗がん剤治療で卵巣機能停止するのはなぜ?
特定の抗がん剤による治療(例えばアルキル化剤と呼ばれる種類のものなど)は、卵巣が損傷し、機能に影響を与える場合が多いとされています。
ただ、総投与量や、患者さんの年代によっては卵巣機能が戻る可能性も十分あると思います。
卵子凍結の目的と方法
がんの治療などの目的で抗がん剤や放射線治療などを行う場合、卵巣にダメージを与える前に採卵し、凍結保存しておく場合があります。
治療が終了した後で、解凍し受精、子宮内に戻して妊娠を図るという目的のためです。
方法
治療前に、採卵を行ってその卵を保存します。すでにパートナーの決まっている方は受精卵として保存する場合もあります。 卵子凍結のリスクでもある排卵誘発剤について 体外受精を行う場合に用いられる、排卵誘発剤が乳がんのリスクを高めるというはっきりしたエビデンスは現在のところありません。