島の美しさを守る憲法があるって本当? 沖縄県・来間島にハイビスカスがあふれている理由!【学生記者】

| 学生の窓口

こんにちは。 Seattle Central Collegeの彩華です。
9月も終わりに近づき、だんだんと涼しくなってきましたね! みなさん、今年の夏休みはどうお過ごしされましたでしょうか? わたしはこの夏、大学の夏休みを利用して、沖縄県の宮古島にいきました。今回はそんな宮古島の離島・来間島で発見したおもしろいものをみなさんに紹介します。

◆島の景観を守る「来間島憲法」って知っている?

来間島(くりまじま)という島を聞いたことはありますか?来間島(くりまじま)は、宮古島から長い来間大橋を渡った先にある、小さな離島です。その来間島で見つけた憲法第1条にはこの来間島憲法の目的として

「この住民協定は、来間島を美しく保つため、また来間集落を『誰もが住みたくなる村』にすることを目的とし、集落の住民間及び集落を訪れる諸人間に締結されるものである」

第3条には屋敷内の景観維持の義務として

「住民は、集落の景観を美しく保つために以下の努力をしなくてはならない」
・屋敷内の庭にブーゲンビリアの花を一本以上植える。
・屋敷内の庭にハイビスカスの花を一本以上植える。
・屋敷内の庭に集落の景観を著しく損なうものを放置してはならない。

と記されています。

「ブーゲンビリア」の花と聞いて、花の姿が思いつく人はどのくらいいるでしょうか? ブーゲンビリアとは、ナデシコ目オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属していて、主に熱帯地域に咲く花です。開花時期は5月〜10月で、花言葉は「情熱」というそう。

このようにこの島には島内の景観を守るための決まりごとが多数あるようです。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー