すっぴんでも楽だから……「伊達マスク」依存症に潜む危険

| ハナクロ
すっぴんでも楽だから……「伊達マスク」依存症に潜む危険

そろそろ本格的に秋が始まります。花粉症がひどいときや、風邪気味のときに役に立つのがマスクですよね。最近ではコンビニでもさまざまな機能やサイズのマスクが売られるようになり、これからの時期に欠かせないアイテムといえるでしょう。

しかし、マスクの役割は感染予防だけではありません。最近では若者を中心に、顔を隠すための「伊達マスク」をする人が急増しているのだそう。今まさに、伊達マスクをしながら読んでいる方もいるのではないでしょうか。

実はこの伊達マスク、やりすぎると思わぬ影響が生じることがあるのです。「冬はいつもマスクをしている」「マスクなしで外出するのはちょっと……」そう考えている方は、必見ですよ。

若い世代の女性4割が「伊達マスク」経験あり!

インターワイヤード株式会社が運営するDIMSDRIVEは、マスクに関するアンケートを実施。2014年2月21日~3月7日にかけて、モニター7,583人から回答を得ました。その結果、10~20代女性の41.2%が「伊達マスクを経験したことがある」と回答。他の世代に比べ、最も高い割合でした。

その理由として最も多かったのは、「マスクをしていると暖かいから」「すっぴんを気にしなくていいから」というものが挙げられました。さらに、「顔が隠れるのは安心感があるから」「湿度が保てて肌の調子が良いから」といった理由や、「口臭を気にしなくていいから」「目元が強調される気がするから」というものまで。

なお、男性でも10~20代の伊達マスク経験率は24.3%にのぼり、他のどの世代よりも高い割合になっています。「無精ひげを気にしなくていいから」といった理由もありました。男女ともに、若い世代で伊達マスクが広まっていることがわかりますね。

「伊達マスク依存症」も増えている

しかし、あまりに伊達マスクに頼りすぎてしまうと、「伊達マスク依存症」に陥ってしまう恐れもあります。

「伊達マスク依存症」とは、マスクのない状態で他人の視線を過度に意識してしまったり、コミュニケーションがうまくいかなくなったりしてしまう症状のこと。社会不安障害の一種であると言われています。

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