人気ロックバンドのメンバーが明かした”民間宇宙旅行”の現状

人気ロックバンドのメンバーが明かした”民間宇宙旅行”の問題点

 ラスベガス出身の人気ロックバンド、ザ・キラーズが安全性を懸念して宇宙行きをキャンセルしたという。彼らの告白から、民間宇宙旅行の内情が明らかになった。キラーズのメンバー4人はヴァージン・ギャラクティック社による商業用としては初の宇宙飛行の席が確約されていたが、その宇宙旅行の安全性が心配になったことで予定を中止することにした、とギタリストのデイブ・ケウニングが明かした。

 リトル・ヴィレッジ誌のインタビューでデイブは、「まだ興味は持っているよ。でもヴァージンが日程を延期し続けているんだ。最初は2010年って言っていたのに2011年になって、次は2012年、それでまだ実現もしていないんだ。だから初飛行に搭乗することがちょっと心配になるだろ。いつになるかは分からないけど、最初の何年かは他の人たちに任せるよ。爆発事故に遭う人物ににはなりたくないからね」と語った。

 現在40歳のデイブは、宇宙旅行の夢はいまだに持っており、火星に建てられたホテルに滞在してみたいと願っているものの、自分が生きているうちには実現しないだろうと続けた。

「宇宙に行くことは間違いなく僕の夢だよ。この宇宙プログラムの開発が遅いことは残念だね。その様子を見守りたいっていうことが長生きしたい理由の1つだね。いつか火星に行けるかな?いつかそこにホテルが建てられるのかな?分からないけど、そういうことを考えるとワクワクするね」「月面着陸からどれだけ経っているかやそれから達成したことを考えると、進みは遅いよね。映画のようなことに近いことが実現される日が来るかも分からないね」

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