引き出物の水素水だけじゃない?新婚・藤原紀香の”トンデモ趣味”の数々

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 藤原紀香(45)と歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)による披露宴で招待客に渡された引き出物が注目を集めている。約600人の披露宴出席者に配られたのは、フランク・ミューラーの皿、WAKOのバウム・クーヘン、あんぽ柿、藍染めのノートのほかに、水素発生器も贈られた。

「この水素発生器は“マルーン”という商品名で10万円前後で売られているもの。入浴の際に使ったり、野菜や米を洗って農薬が落とすのに有効だという触れ込みですが、これこそ藤原のスピリチュアル趣味の色濃く出た引き出物でした」(スポーツ紙記者)

 というのも昨今の“水素水ブーム”は効果には疑問が多く、悪質な便乗商法も氾濫している。国民生活センターが今年3月、水素水の関連商品に注意を呼びかけているほどだ。

■水素が地球を救う?

 以前から藤原が水素水や水素サプリなど、水素グッズに並々ならぬ関心を寄せていたのはよく知られていた。テレビでも「水素はこれから地球を救っていく」と発言したこともある。

「水素水の関連商品は喧伝されているような有意な効能はなく、“エセ科学”という指摘もある。芸能界では山田優や紗栄子、辻希美が水素水を推していますが、いずれも共通するのは過去にブログやSNSで“ステマ疑惑”が囁かれた面々だということ。賛否両論が起きている商材を無条件に肯定して、ファンに勧める姿勢には違和感があります」(前出・記者)

 藤原が時折示すエセ科学への関心は、他にも見られている。それは過去にブログで公開した“満月ダイエット”だ。詳細はここでは省くが、そのオカルトじみた信仰ぶりには疑問符が浮かぶ。

「藤原は風水やパワーストーンも大好きですし、楽屋で月桂樹の葉を焚く“魔除けの儀式”を行うという、“奇行”と思われてもおかしくない趣味まで報じられています。プラセボ効果もあるので頭ごなしに否定はできないまでも、こういったエセ科学を丸々信じるのは危険。ましてや、それを熱心に他人に勧めてしまうというのはかなり深刻な状態でしょう」(前出・記者)

 信じるか信じないかはアナタ次第――という怪しい世界の関連商品を、祝いの席の引き出物として贈られてしまった披露宴出席者の困惑ぶりは想像にかたくない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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