妻が10億円強盗被害のカニエ・ウェスト、中止されていたツアーを再開

カニエ・ウェスト、ツアーを再開!

 ラッパーのカニエ・ウェスト(39)が「セイント・パブロ」ツアーを再開した。妻キム・カーダシアン・ウェストがパリで拳銃を突きつけられて強盗恐喝被害に遭ったことを受け、先週ニューヨークのメドウズ・ミュージック&アーツ・フェスティバルでのヘッドライナーとしてのパフォーマンスを早々に切り上げ、その後幾つかの公演を延期していたカニエは7日(金)、自身の出身地シカゴで再びステージに帰ってきた。

 カニエは90分間のショーの中でキムの事件については触れなかったものの、「家に帰ってくるのはいいものだ」とコメントし、安堵を示していた。

 被害に遭ったキムを支えるためにカニエは予定されていたフィラデルフィアとデトロイト公演を12月に延期し、ツアープロモーターのライブ・ネイションは「家族の事情により、セイント・パブロツアーにおける今週のフィラデルフィアとデトロイトの日程が変更となりました。フィラデルフィア公演は12月13日、デトロイト公演は12月22日の予定です」と声明を出していた。

 キムは犯人がiPhone2台と宝石類を中心とした「数百万ユーロ」相当の品を盗んでいく最中、縛られてバスルームに監禁されていたとされており、カニエはそんな事件の後自身の「無力さ」を感じていたと言われていた。

 ある関係者はピープル誌に「カニエは人生の中で最も辛い日々の1つで、無力さを感じたと言っています」「カニエは無力さを感じるのに全く慣れていません。通常は自分で管理できていますが、カニエは今、キムを失う可能性があり、それについて自分が対応できることではなかったと思っているのです」と話していた。

 事件後、幸い怪我はないものの怯えていたというキムはパリからカニエの待つニューヨークへ移動していた。

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