ヒット作なく迷走?織田裕二の『IQ246』に”パクリ疑惑”が浮上

日曜劇場『IQ246〜華麗なる事件簿〜』|TBSテレビ公式サイトより

 10月16日に始まった新ドラマ『IQ246〜華麗なる事件簿〜』(TBS系)が、初回視聴率13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切った。だが、その一方で織田裕二(48)の演技に「不自然すぎる」「気持ち悪い」などと批判が殺到。さらに、他局のドラマや自身の過去のヒット作をオマージュした内容に織田裕二の苦境が感じられるとも指摘されている。

■織田の演技に「右京さんのパクリ?」の声

 同作は由緒正しき貴族の末裔である主人公・法門寺沙羅駆(織田)が「IQ246」という天才的な頭脳を武器に難事件を解決していく推理ミステリー。護衛を任された新人刑事・和藤奏子に土屋太鳳(21)、沙羅駆を補佐する優秀なイケメン執事・賢正にディーン・フジオカ(36)、死体好きの変人監察医・森本朋美に中谷美紀(40)と豪華キャストが配されている。

 それにテッパンの推理モノとなれば高視聴率は当然といったところだが、主演の織田の“怪演”は賛否が分かれている。鼻にかけたような不思議な喋り方をしており、多くの視聴者が同じ推理モノの高視聴率ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で水谷豊(64)が演じる杉下右京を「パクっている」と指摘。なぜか貴族の末裔なのに日焼けで真っ黒になっている織田のルックスと合っていないという声もあり、不評の原因となっている。

「織田は往年の海外ドラマ『名探偵ポワロ』を意識しており、日本語吹替版と喋り方がそっくりになっています。一方の水谷も『相棒』の杉下右京は『ポワロ』を参考にしている。キャラが被ってしまうのは必然なのですが、十数年も続いている『相棒』の後にやれば視聴者が『右京さんソックリ』と感じるのも無理はなく、パクリ疑惑を騒がれても仕方ありません」(芸能関係者)

 単に「参考元」が同じで似てしまったなら仕方ないが、さらに同作はオープニング映像や先に犯人が明示されて主人公が追いつめていく展開などが人気ドラマ『古畑任三郎』シリーズ(フジテレビ系)と酷似。

 これも今作は主人公の名前「ほうもんじ・しゃらく」からも分かるようにシャーロックホームズをオマージュした作品であり、同じくホームズから強い影響を受けた『古畑』と似てしまうのは必然だのだが、結果として人気推理ドラマの「寄せ集め」という印象になり、それがパクリ疑惑に拍車を掛けている。

「織田は『踊る大捜査線』シリーズ(フジテレビ系)で日本屈指のトップ俳優になりましたが、それ以降はヒット作が生み出せていません。本人はかなり焦りがあるらしく、それがキャラづくりの迷走につながってしまった感がある。織田クラスの俳優なら似たような既存キャラクターがあれば避けるのが当然の策ですが、それができないほど追いつめられているとも言えそうです」(前出・関係者)

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