風邪をひいて咳が止まらない、なんてことは誰でも一度や二度は経験したことがあると思います。
ただ、あまりにも長引くような場合、もしかしたら思いもよらぬ疾患の可能性もあります。今回は、長引く咳について迫ってみたいと思います。
□咳が止まらない時は重大な疾患が潜んでいることもある
□喫煙が最大のリスクファクターである
□早期治療が早期回復のためには必要である咳が止まらない疾患その1:結核結核は結核菌に感染することによって起こる感染症です。昔は死因のナンバー1だった時期もありましたが、治療技術の向上によって、罹患者の数は一時期に比べれば激減しました、
とはいっても、今でも日本では毎年2万人程度の発症がみられており、注意が必要な感染症であることに変わりはありません。
原因
直接的な原因は結核菌に感染することです。ただし、結核菌に感染すると直ちに発症する訳ではありません。免疫機能が正常に働いていれば、結核菌は活動することが出来ずに檻に閉じ込められたような状態になります。
ただ、なんらかの原因によって免疫機能が低下すると、結核菌が悪さを始めるという訳です。
症状
結核と言うと、よく時代劇などで急に「ゴホゴホ」と咳こんで、手のひらに血がベットリなんてシーンがありますが(新選組の沖田総司なんかが有名ですよね)、結核の主な症状は咳や痰、喀血などが挙げられます。
なりやすい人
結核は「感染=発症」ではなく、免疫力が低下している時に発症します。
そのため、自己免疫疾患(関節リウマチや膠原病など)を持っている人や、ガンを治療中で免疫力が低下している人、風邪をひいている人などがなりやすいといわれています。
また、そもそも免疫力が低い乳幼児が感染した場合、重症化しやすいので注意が必要です。