鼻は神秘の器官だ。なぜ2つ穴があるのだろう?例えば風邪をひいたときなど、なぜ片方の穴だけが詰まるのだろうか?
専門家によれば、これは生殖器と関連があるのだそうだ。正確に言うと息子スティックと娘フラワー葯帽(やくぼう)部分だ。いずれもパンツの中にある膨らんだり縮んだりする組織であるが、同じものが鼻の中にもあるのだ。鼻と生殖器には密接な関係があると言えよう。
オーストラリア在住のカール・クルシェルニツキ博士によると、鼻の穴の片方が詰まって息苦しく感じているとき、もう片方は詰まらず不快な感じがするのは、鼻の解剖的な作りに原因があるのだという。
鼻の穴は片側ずつしか使用されていない
鼻の穴は2つあるが両方を同時に使っているわけではない。普段呼吸をしている時は片方ずつしか使っていないのだ。1日を通して、片方の鼻孔で呼吸をしている間はもう片方を休ませ、数時間ごとに交代する。この命令を出すのは、消化や心拍数を制御する自律神経系だ。
鼻孔を開閉するのに使用されているのが、生殖器のあの部分と同じ組織で出来ているものだ。ここが膨張したり縮んだりしながら、鼻の穴をコントロールしているのだ。
もちろん、鼻の組織は性的に興奮して膨らんだりはしないが、病気をした際には閉塞感が増幅される。こうしたときは炎症を起こしているために、鼻づまりを感じ、鼻孔のサイクルも普段よりわかりやすくなる。
なぜ鼻の孔は交互に使用されるのか?
こうした鼻の機能はただ鼻孔を休ませるだけのものではない。嗅覚を鋭敏に保つためのものでもある。嗅覚受容体も連携して働いているのだ。
臭いの中には空気の流れが速い方が感知しやすいものがある。反対に流れが遅い方が感じやすいものもある。そこで鼻孔を通る空気の流れの速さを変えることで、腕によりをかけて焼き上げたパイやキッシュの香りをより楽しませてくれているという寸法だ。