100人の歌人の和歌を一人一首ずつ選び集めた「百人一首」。
最近では競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」のヒット、そして映画化もあいまって百人一首に注目が集まっているそうです。
今回紹介するのはイラストレーター・八雲絢子さんの「百人一首」の作品なのですが、その淡く優しい世界観に一気に引き込まれてしまいました。まずはその作品をどうぞ。
なんという美しいトーンなの!作品のイラストレーションには水彩と鉛筆が使用されていて、平安時代の十二単のかさねの色目を参考に、色の組み合わせがなされているそうです。
ぼかしやグラデーションのかけ方は日本画の雰囲気もあって、百人一首の歌の世界観にピッタリすぎるほどハマっています。そして、この百人一首の作品を実際のかるたにするプロジェクトがスタートしているのです。