本人はブログで反論も?ASKA元被告が覚せい剤使用容疑で逮捕へ

「ASKA 12」より

 薬物の後遺症か、それとも末期症状か──? 2014年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決が下された歌手・ASKA元被告(58)が28日、覚せい剤使用の疑いでまもなく逮捕される模様だとメディアが一斉に報道を始めている。

 報道によると25日の夜、ASKA本人自ら警視庁に110番通報を入れ、「人間が信じられなくなった」と話していたという。不審に思った捜査員がASKAの自宅を訪れると、意味不明な言葉を繰り返し発し、任意でおこなった尿検査の結果により、警視庁が逮捕の方針を固めたという。

 しかし本日の午後2時50分頃、民放各局がニュース速報のテロップを流すと、ASKA本人はすぐに自らのブログ『aska_burnishstone’s diary』において報道を反論するかたちの記事を投稿した。

「はいはい。みなさん。落ち着いて。」と題された記事では「間違いですよ。詳しくは、書けませんが、先日、僕の方から被害届けを出したのです。被害の内容は、想像して下さい。そしたら、逆に疑われてしまいまして、尿検査をうけました。何の、問題もありません。ずべて、フライングのニュースです。これから、弁護士と話をいたします。ASKA」と誤報であることを訴えた。その後、まもなくすると「陽性はありません。」と題する二回目の反論記事を投稿。「100%ありません。ASKA」とダメ押ししている。

「今年1月、ASKAは9万2000字にも及ぶ文章を発表し、何者かに盗聴されていると被害妄想を訴えた。タレント飯島愛(故人)との関係まで綴り、閉鎖した経緯もある。その後、7月18日には突然、ASKAが書いたとみられるブログが開設され、相変わらず盗聴、盗撮を訴えるなど、覚せい剤の後遺症を感じさせています。薬物使用から抜け出せていないと疑われていた矢先のことでした」(スポーツ紙記者)

 警察庁によると覚せい剤の再犯率は20代が39%なのに対し、50歳以上は79%とその数値は一気に上昇する。国民的な人気アーティストの挙動に注目が集まっている。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
ピックアップ PR 
ランキング
総合
エンタメ