鳩のおみくじが可愛い!京都のおへそ 六角堂

| GOTRIP!
鳩のおみくじが可愛い!京都のおへそ 六角堂

京都のオフィス街「四条烏丸」にほど近い、六角通と東洞院通の交差点を西に入ったところに、本堂の形が六角形という珍しいお寺があります。

正式名称を「紫雲山頂法寺」という、天台系の単立寺院ですが、そのお堂の形から「六角堂」という通称や「六角さん」という愛称のほうが知られています。

上から見ると、お堂の形がよく分かります。日本では非常に珍しい形ですね。

境内を歩いて回っても1周5分とかからない小さな寺院ですが歴史は古く、聖徳太子が用明天皇2年(587)に創建したと伝えられており、代々華道家元池坊が住職を務める「いけばな発祥の地」としても知られています。

お寺の山門をくぐるとすぐ正面に本堂が。アクセスのよい町中にあるため、街歩き中の観光客の方々が次々に訪れては写真を撮っていらっしゃいます。

そして、本堂右手にある「へそ石」にも注目です。こちらは、旧本堂の礎石と伝えられているもの。平安京を建設する際に、六角通が街路上にあたることを憂いた桓武天皇が遷座の祈願をされたところ、六角堂がひとりでに北へ五丈(15メートル)も動き、その時に街路に残された石という伝説を持っているそうです。

六角堂が昔の町衆の寄り合い所であったことや、ほぼ京都の真ん中に位置していたことから「へそ石」「要石」と呼ばれています。

さて、六角堂を訪れた女性の皆様に、ぜひお勧めしたいものがあります。それが、鳩のおみくじ!とっても可愛らしい、鳩の形の陶器の入れ物に入ったおみくじです。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー