仕事疲れ、飲み会続きで「むくみ」が抜けないときの食事ポイント

| アサジョ
仕事疲れ、飲み会続きで「むくみ」が抜けないときの食事ポイント

 年末にかけて忙しくなり、疲れが抜けない。忘年会や新年会の飲み会続きで内臓も疲れがち‥‥。そんなときに起こりやすいのが「むくみ」です。

 また、ホルモンバランスが崩れると、むくみは起こりやすくなります。むくみが起こると、ブーツがきつくなってしまったり、顔がスッキリしなかったり、体がだるくなってしまったり、イヤなことばかりですよね。

 そんなむくみが気になる人は、食事にちょっと気を付けてみたらいかがでしょうか。アスリートを中心にフィットネスや食事指導をしているインストラクターに話を聞いてみると、食事を変えることで改善できることも多いとのこと。

「むくみとは、血液中の水分が血管やリンパから外に出て皮膚の下にたまってしまっている状態のこと。むくみが起こると、体内には老廃物がたまりやすくなってしまいます。体にたまった老廃物と水分をうまく排出するには、栄養素の中でもカリウムが助けになります」

 カリウムには利尿作用があり、水分を排出するために重要な役割を担っています。また、ナトリウムと体内でバランスをとりながら、細胞の活動を正常に調節する働きもあると言います。

 宴会の多い季節には、つい塩分(ナトリウム)の多いものを食べ過ぎてしまいますが、すると体内にナトリウムが増えすぎて、むくみが生じやすくなってしまうのだとか。そこで必要になるのが、カリウムというわけです。もちろん、塩分をとりすぎている人は、カリウム摂取でバランスをとるのではなく、塩分の摂取量そのものを減らさなくてはいけません。

 では、カリウムが多く含まれている食べ物はなんでしょう。

「アボカド、ジャガイモ、里芋、ほうれん草、春菊、バナナ、アサリ、小豆、海草類などが代表的です。ただし、煮たり茹でたりするとカリウムは溶け出してしまうので、そのまま食べるか、煮汁ごと食べられる調理法がいいですね」

 たとえば居酒屋ならアボカドや海藻のサラダ、肉じゃがや里芋の煮物、また春菊などを入れた鍋物を最後に雑炊で食べるなどがオススメ。自宅で簡単に調理するなら、これらの食材を使った味噌汁やスープにするのがよさそうです。間食にはバナナやお汁粉、あんこを使った和菓子も◎。

 カリウム豊富な食材をうまく使って、むくみスッキリを目指しましょう。

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