3つあるHIV経路のうち、もっとも多いと言われているのがセックスによる感染。その広がりを避けるべく、ちまたではさまざまな啓発活動が行われていますよね。
街ぐるみの啓発が特にさかんと言われているのが、実は新宿二丁目であることはご存知でしたか? さて今回は実際に新宿二丁目へ足を運び、街のHIV啓発グッズを探してきました。
まず新宿駅から歩き、新宿二丁目エリアに入ります。街の中心を走る仲通りに着くと、交差点の大きな看板が目に入りました。まっ白で清潔感があり、とても大きな看板なので、近くを通りかかればきっと目に入るはず。
こちらの看板が伝えるのは「HIVとエイズは別物であること」「いま検査を受けるのが大切であること」そして「感染が分かったときに治療できること」の3つ。とりわけ私の心に響いたのは「次世代のためにも……」という文面でした。検査を受けることは、自分自身や身近にいる大切な人のためであるのはもちろんです。しかし、さらに次世代まで感染を広げないように……という、大きな意味も持っていることなのですね。
②お洒落カフェ&バーで「フリーコンドーム」発見看板から遠ざかり、続いてやってきたのはALAMAS CAFE(アラマスカフェ)。新宿二丁目のおよそ中心にあるカフェ&バーです。
電源やWi-Fiを自由に使えること、そしてなにより居心地が良いことから、近くに来るとつい立ち寄ってしまうお店です。木で統一された、温かみを感じる内装もALAMAS CAFEの魅力のひとつ。
トイレに立ち本棚の前を通ると、そこには緑色のフリーコンドームボックスがありました。