年末、人生を考えてみては? 世界で最も貧しい大統領・ムヒカ元大統領に学ぶ生き方【学生記者】

| 学生の窓口

こんにちは。横浜市立大学の里慶です。

先日アメリカではトランプ氏が大統領に当選し、世界を震撼させましたね。これからどんな時代になるのかわかりませんが、大きな変革の時期になるであろうと予想されます。今日は例えどんな時代になっても、人間として忘れてはいけない大切なことを教えてくれる、ウルグアイのムヒカ元大統領(以下、ムヒカ氏)について取り上げます。「世界で最も貧しい大統領」という異名を持っていた彼の言葉には重みがあります。今回はムヒカ大統領が語ったことのうち、2つの考え方をピックアップしてご紹介します。

1.知足の感覚を持つ

「人間は欲望のかたまりで、これには際限がなく、それを求め続けることが必ずしも幸せにつながるとは限らない」とムヒカ氏は語っています。それを踏まえて「知足の感覚を持つ(みずからの分をわきまえて、それ以上のものを求めない。分相応のところで満足する)」ことが大切と述べています。これはなにも目新しい考え方ではないですが、現存する大統領が改めてこのようなことを言うことに重みが感じられますよね。現に彼自身の生活はとても質素で、人に言うだけでなく、自分自身でもこの考えを実践しているのことがわかります。

2.大切なのは物ではなく、時間である

ムヒカ大統領は現代の消費主義社会に警告を発しています。現代人は新しい車、新しい商品、新しいスマホなど物質的な欲望に囲まれて生きています。しかしこれにも際限がなく「もっとほしい」という欲にかられますよね。生きていく上で大切なのは健康とそして大切な人と過ごす時間です。

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