俳優の渡辺謙(57)に早期の胃がんが発見され、手術を受けることになったのは2016年2月のこと。4日間の入院を経て翌月には渡米してブロードウェイミュージカル『王様と私』に復帰し、大きな喝采を浴びたのは記憶に新しい。このあたりは過去に白血病を患い、闘病を続けながらも役者としての成功をつかんだ渡辺らしいエピソードといえるだろう。さらに渡辺の入院中には、妻で女優の南果歩(52)も看病の合間に検査を受け、初期の乳がんを患っていることが発覚。こちらも3月に手術を受けた後、すぐドラマや舞台の仕事に復帰している。
夫婦そろって手術からの早期復帰を果たしたわけだが、南は当時、手術後すぐにドラマや舞台の仕事に復帰したことについて、「社会復帰した姿をお見せしたい、そのまま元気でいるということがプレッシャーになった。無理をしていた」と語っており、実際、7月と8月の2か月間は完全休養に充てたとのこと。やはり闘病しながらの芸能活動は容易なことではないようだ。
しかし病気と闘いながら仕事を続けている芸能人は、彼ら以外にも多い。一時期、芸能活動から遠ざかっていたものの、2015年12月に『さんまのまんま』(フジテレビ系)への出演で芸能界に本格復帰した若槻千夏(32)もその一人だ。おバカタレントとして活躍していた2006年に活動休止した若槻だが、そのきっかけになったのが潰瘍性大腸炎という難病だった。その後、2か月間の療養を経て復帰を果たしたが、いまだ原因の解明されていない難病でありいつ発症するかも分からないため、結局レギュラー番組はすべて降板。一時は闘病のつらさを物語る激ヤセ写真がファンを驚かせたこともあった。しかしその後は新たに始めたファッションブランドを成功させ、結婚と出産も経験。現在は、再開した芸能活動を順調にこなしている。
一方、若槻同様に病気とうまくつきあいながら芸能活動を行っているのが、酒井若菜(36)だ。グラビアアイドルとして活躍した後、女優へと本格転身。ドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)での演技が高く評価された彼女は、自身のエッセイ本の中で膠原病と闘っていることを明かした。膠原病は全身の血管、皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称であり、実は10代の頃から人知れずこの病気と闘い続けていたという。一時は舞台をドタキャンで降板したことにより、業界からの信頼を失ったこともあったが、その原因が病気であったなら合点がいく。闘病を告白した理由を「同じ病気の人を励ますため」とした彼女。今後の活躍に注目だ。
大病を患いながらも、頑張る姿を見せることで多くの人を勇気づけている芸能人たち。しかし、けっして無理だけはしないようにしていただきたいところだ。
若槻千夏に酒井若菜…難病を公表したウラ事情
2017.01.01 19:00
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