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これまで定期預金しかしたことがない人でも、今は投資信託による投資しやすい環境が整ってきています。
まず「何のために投資をするのか？」を、自分で整理できているでしょうか。
誰でも何も考えないでいきなり投資信託に投資したら、投資信託は国内債券クラスであっても「リスク資産」（時価評価額が上下動する資産）ですから、買ったとたん「10％吹き飛ぶ…」という危険もゼロではありません。
そんな危険をなるべき避けるためにも、ここでは投資信託について紹介したいと思います。
投資信託の初心者は何から始めればいい？
現在の投資環境を見ると、トランプ氏が大統領選に勝利してから株価がドーンと上がって、かなり割高に傾いているファンドが多いのが気がかりです。
投資経験が長い個人投資家であっても、明らかに株高の時は様子を見ているのが普通。
ですから「今どうしても投資したい」というのなら、自分で投資してもよい金額の3分の1くらいに留めておきましょう。
投資信託を買った後は、株価を毎日チェックするようにしたほうが無難ですよ。
投資信託の初心者は日経平均のインデックスファンド
マイナス金利が続く世の中、変な金融派生商品に手を出すよりは、きちんと情報収集をしてから、ネット証券でインデックスファンドを買う体験をすることが初心者におすすめです。
はじめて買う体験をするのなら、「日経平均株価に連動するタイプのインデックスファンド」をちょっとだけ買ってみましょう。
今はネット証券なら、500円から購入することが可能です。
なぜ「日経平均株価連動か？」というと、日経平均株価とはおそらく日本人がもっとも慣れ親しんでいる経済用語だからです。