解散してもなお、話題を集めてやまないSMAP。そもそも“仲間割れ”の原因には、事務所移籍をめぐって意見の相違が生じた木村拓哉（44）とメンバー4人の不仲説が有力視されているが、木村拓哉以外のメンバーで忘年会を開催していたことが明らかになった。1月5日発売の『週刊新潮』（新潮社）、そして『女性セブン』（小学館）が集まるメンバーの姿を激写したことから、大きな話題を呼んでいる。
事務所の移籍問題に端を発し、決別することになった5人。だが、土壇場でメンバーや元チーフマネジャー・Ｉ氏を“裏切った”とされる木村は、グループ内で孤立状態がまざまざと浮かんだ。
「元日配信のニュースサイト『デイリー新潮』では『“木村以外”で解散の宴』と、この日の模様をいち早く伝えました。本誌の『週刊新潮』でも詳しく報じており、4人が集まることは12月の半ば時点で『ほぼ固まっていた』と、ジャニーズ事務所関係者が証言しています。また、別の事務所関係者によれば、当初は虎ノ門のホテルにある洋食店にメンバーの1人が本名で予約を入れたものの、事務所側に漏れたことで『中止勧告』を受けたとも。もともと森且行（42）の出席は予定になかったそうですが、メンバーから『やっぱり呼んで話したいよね』という声が出たことから、参加が決まったとも伝えています」（ジャニーズに詳しいライター）
今回の記事について、ファンの間では4人に悪い印象を与えるため、「事務所側がマスコミに打ち上げの開催情報を流したのではないか」との見方が強まっている。
■堺正章の店の常連客だった男の正体
しかし、ジャニーズに近い関係者は、かつてＩ氏と良好な関係を築いていた芸能プロ幹部・A氏が“ネタ元”だと認識しているようだ。
「この食事会は、タレントの堺正章（70）がプロデュースした焼肉店『炭火焼肉 An』で行われました。実は、あの焼肉屋はA氏の行きつけのお店。裏口から入って、アイドルグループのメンバーを接待する姿はよく目撃されています。A氏は中居正広（44）と仲が深く、プライベートでも交流があります。おそらく、中居から聞いた話をもとに情報をリークしたのでしょう」（テレビ局関係者）
今回の報道により、メンバー内に軋轢があったことが露呈してしまったSMAP。5人ともジャニーズ事務所にはひとまず残留するが、木村と4人は共演NGになってしまうのだろうか。
- 文・佐々木浩司（ささき・こうじ）
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』（宝島社）など。