乳児湿疹について教えて!

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よく、肌の美しさを指して「赤ちゃんのような肌」というように生まれたての赤ちゃんの肌はつるつるぴかぴかなイメージがありますよね。
しかし、実際生まれてすぐからしばらくの間、赤ちゃんの顔には 乳児湿疹という乳児特有の湿疹ができやすく、初めての場合驚かれるママも多いようです。
そこで今回は、この乳児湿疹について、医師に解説していただきました。 乳児湿疹の症状はさまざま!乳児湿疹は、新生児の時期から生後半年くらいまで、たくさんのお子さんにみられるもので、赤ちゃんのお肌はまだお肌に自然の備わっているバリア機能が不十分であるために、様々な日常的な刺激や些細な原因によって皮膚に湿疹ができてしまうものの総称です。
そのお子さんによって、 乾燥した感じでかさついているものや、汁が出たような感じで ジクジクしているものなど状態は様々です。 乳児湿疹の原因は?乳児湿疹の原因としては、いくつもありますが、一つには赤ちゃんの小さな体にはすで大人と同じ数の 汗腺が備わっており、また、非常に 新陳代謝が活発だという点です。
また、生まれてしばらくは、お母さんから受け継いだ女性ホルモンが体内に残っており、この影響でも多くの皮脂が分泌されます。
皮脂が多く分泌されるのにもかかわらず、毛穴は赤ちゃんサイズで小さいので、どうしても詰まりやすくなりますね。

さらに、やわらかくすべすべした赤ちゃんの皮膚は、角質層が浅く、 ダメージを受けやすくもなっています。
皮脂の分泌が非常に活発な時期を過ぎると、反対に非常に赤ちゃんのお肌はとても乾燥しやすくなることもあり、こういったことや衣服や布団などの摩擦なども複合的に乳児湿疹の原因となります。

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