セレブや有名美容家のあいだでも常識になりつつある洗顔の基本

| まいじつ
tama / PIXTA(ピクスタ)

“40歳を超えたら朝は洗顔しない方がいい”

驚かれる人もいるかもしれないが、これは本当のことだ。なぜなら、加齢とともに、肌を守る役割をしている皮脂の分泌は低下の一途をたどるためである。

さらに、大抵の人は、前の晩にメイク落としを使用したり、風呂で洗顔料を使ってしっかり顔を洗っているはず。それに加えて、朝に再びしっかり洗顔料を使って顔を洗ってしまうと、余計な皮脂まで落としてしまうというわけだ。

顔も含めて、人間の皮膚というのは、適度な油分を自分の身体から分泌することで、皮膚を守り、雑菌などの侵入を防ぐ役割をしている。そのため、必要以上に皮膚を“洗い過ぎ”、皮脂を“落とし過ぎ”てはいけないというわけだ。

特に、顔の皮脂は肌を保湿し、コンディションを守る役割をしている。そのため、皮脂を落とし過ぎてしまっては肌トラブルの原因にもなり、メイクのりにも影響を与えてしまう。

「前日の夜にしっかり洗顔しているのであれば、朝はローションなどをコットンに含ませて、それで顔全体をふきとる程度にとどめておいた方がいいでしょう。いつものスキンケアで使っているローションでも構いませんが、“ふきとり専用”のローションも各社から販売されています。そういうものを使うのもおすすめです」(美容ライター)

“ふきとり専用”ものの方が、比較的さっぱりしており、さらには余計な角質をオフするなどの機能付きのものもあるので、好みでセレクトするといいだろう。

「その後は通常のスキンケアをすれば大丈夫です。最近は“朝専用”をうたったシートマスクなどもあるので、そういったものを利用するのも手です。ヨーロッパなどでは、水の性質が違うせいもありますが、夜のクレンジング用にふきとりアイテムがあるほどです。ふきとり文化が発達しています」(同・ライター)

何かと忙しい朝にはしっかり洗顔しなくてもいいというのは、メイクの時間短縮にも一役買ってくれるのでうれしい話だ。

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