なぜ同性からは猛反発?石原さとみに”好き&嫌い”賛否分かれる深層

「石原さとみカレンダー2017」より

 昨年12月、オリコン・モニターリサーチが発表した『第10回 女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』で、初の首位に輝いた女優・石原さとみ(30)。近年の人気急上昇ぶりが顕著に現れた結果と言えそうだが、一方で、関係者は「業界内での評判は極端に分かれている」と語る。

「石原は第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン『ピュアガール2002』でグランプリを獲得し、本格的な女優活動を開始。これまで多くの作品に参加してきましたが、2012年の『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系)や、2014年の『失恋ショコラティエ』(同)に出演した頃から同性ファンが急増しだした印象です」(スポーツ紙記者)

 最近は2015年の映画『進撃の巨人』、2016年の『シン・ゴジラ』など話題作への出演も続いている。

「また、同10月クールで放送された主演ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)は全話平均視聴率12.4%を記録。石原のルックスに憧れる女性視聴者達は、彼女が作中で披露していたファッションを検索するなど、熱狂ぶりを見せていました」(前同)

 しかし、このように石原の出演作が続いているからといって、業界サイドからの評価も高いのかというと、実はそうでもないようだ。

■相手の立場によって態度が変わる?

 テレビ局関係者が語る。

「石原は現場で、自分より立場が上の者と格下のスタッフに対する態度を変えることで有名。これに気を悪くするスタッフも少なくないので、自ずと業界全体に石原のネガティブな噂が広まっています」

 世間的に好印象の女優が実際はそうでもない……となると、ガッカリ感も強いだろう。ただ、これは石原に限った話ではなく、ホリプロの看板女優達にも同じことが言えるという。

「石原は綾瀬はるか(31)や深田恭子(34)と同じマネジメントチームが担当していて、必要以上に“神格化”した売り方をされている。テレビや雑誌などを見ても、彼女らは女子力が高く透明感がある……といった取り扱いをされていていますが、それが過剰すぎて、実際の本人達とのギャップが生じてしまっているのです」(前同)

 イメージ戦略もほどほどにしないと、かえって女優陣のマイナスになるということか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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