タッキー&翼の滝沢秀明(34)が演出・主演する舞台『滝沢歌舞伎2017』に、V6三宅健(37)が女形で出演することが先日発表された。三宅は昨年も同作に出演したが、女形に挑戦するのは今回が初めて。中性的な顔立ちの三宅がどんな風に女形に化けるのか、ファンも期待しているところ。そんな中、三宅がパーソナリティーを務めるラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm、1月30日深夜放送回)で、その心境を明かした。
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番組の冒頭、「初の女形に挑戦ということでですね。断ったんですけども、うまいこと滝沢(秀明)に言いくるめられまして、やることと相成りました」と語り出す三宅。一度断った理由については、「日本舞踊の基礎のきの字もできてない私がですよ、どれだけの飛び級をしてですか……女形をやるなんて滅相もございませんって感じなわけですよ」「生半可な気持ちではできないなっていうことで、僕は『いやいやちょっと。無理だよ』って言ったんですけど」と説明した。
「去年は僕が(舞台が)始まって3日目で骨折してしまいまして、その状態で千秋楽までやったんですけども」と悔しさを滲ませる。リベンジしたいという気持ちはあったのものの、「まさかこんなに早くにまた『滝沢歌舞伎』をやることになるとは思ってなかったのでうれしいです」と喜びを露わにした。
しかし、女形をやるにあたっては不安点も。「化粧がね、苦手なんですよ、僕」「前回は紅を引かなくてよかったんだけど、今度は女形やるから紅もひかなきゃいけない……大変だな~」と本音を漏らした。また「なにが大変ってさ、1幕と2幕の間に白塗りした化粧を落とさないといけないわけよ。落として、2幕の格好に着替えないといけないから、慌ただしかった」と去年の公演を振り返る。シャワーに関しても、骨折しているために時間がかかったようで、観客から見えない部分での苦労もあったよう。
最後には「『滝沢歌舞伎』を見たことがなかったV6のファンの方々が来たり、逆に『滝沢歌舞伎』に足を運んでる滝沢のファンの方・Jr.ファンの子たちが僕たちの楽曲を聞いて好きになってくれたり。互いに相乗効果で幅が広がっていくっていうのはいいことだなって思います」と語っていた。きっと三宅の女形は新旧のファンを魅了してくれるはず。3月6日の幕開けがいまから楽しみだ。
- 文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
- ※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。
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