視聴率が回復しないドラマ「相棒」は5代目に「あの人」を起用か

| まいじつ
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人気のドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)の出演者が、近い将来に大きく変わりそうだ。

現在、同ドラマは特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が主役のコンビを組んでいる。season1から現在放送中のseason15まで“相棒”として登場したのは反町が4人目だ。

「反町の前の相棒は、芸能界から引退した成宮寛貴さん(甲斐亨役)でした。父親が警察庁次長でという設定で、おちゃらけている割に正義感がありました。しかし、正義のためには犯罪もいとわず、最後は凶悪犯罪者の“ダークナイト”であることが発覚し、逮捕されています。驚きの展開に視聴者の反響は大きなものとなりました」(テレビ雑誌編集者)

そのあとに出てきたのが冠城役の反町というわけだ。冠城は法務省から出向してきているキャリア官僚。司法資格もあるわけではなく、警視庁に出向といっても捜査、逮捕の権限はない。

「警視庁では“お客様”と言われ全く相手にされませんでした。それが、右京に同行するうちに、刑事に興味を持ちはじめたのです。それで警察学校に入校し、警視庁入りとなったわけです」(同・編集者)
成宮さんの登場したseason11~13は、すべての平均視聴率が17%以上を記録していた。しかし、反町が初登場した前作のseason14は15.3%。そして今作のseason15は、元旦のスペシャル番組の17.3%を含んでも、現在の平均は14.7%(2月1日放送の第13話まで)と、芳しくない状況が続いている。

「番組は19話か20話まで放送されるので、まだ分かりませんが、反町が出演するようになって視聴率が下がってきたことは確かです。右京が犯人を逮捕する直前に、こういう理由で特定したと証拠を分析し、犯人を追い詰めます。しかし、それに冠城が割って入ってくるところが不評のようです」(同・編集者)

水谷は常々「視聴率15%を割ったら辞める」といっているので、相棒のファンは気にせざるを得なくなってきている。

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