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近年、水素エネルギーが話題になることが多いが、この水素を金属にすることができたという研究が発表された。
つまり、金属水素である。
金属水素の生成は、もしこれが実現すれば、常温での超伝導や飛躍的にエネルギーが高まるロケット燃料、そしてコンピューターの飛躍的な高速化など、さまざまなブレークスルーが生じるとして期待されている。
■ 地球の中心よりも高い圧力で水素を金属化する
金属水素の作成に成功したと発表したのはハーバード大学の研究者らだ。
水素に超高圧をかけることで、水素が金属特有の性質を示したという。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=1qitm5fteL0]
水素は1つの陽子と1つの電子で構成されるシンプルな物質だ。これに超高圧をかけることで、金属水素に変化すると考えられている。
通常の状態であれば水素は絶縁体だ。ところが金属化すると伝導性を持つと考えられている。
研究成果を発表した同大学のIsaac Silvera博士とRanga Dias博士によれば、彼らは水素に495GPa(ギガパスカル)という地球の中心部よりも高い圧力をかけることで、水素を金属化したという。
■ 金属水素は常温・常圧でも金属のままか
この研究に期待されているのは、一端金属化した水素が、圧力から解放されても金属であることを維持できるかどうかだ。
もし金属状態を維持できれば、常温・常圧下での超伝導物質になるかもしれないからだ。
そのため、同大学の研究チームは、実験段階では低温で圧力をかけ続けている状態から、慎重に解放しようとしている。
■ それは本当に金属水素なのか?
しかし今回の研究結果に懐疑的な意見も出ている。