【プロ野球】【巨人の代打事情】実は昨季12球団ワースト! 今季の代打一番手は村田!? 大型補強で改善なるか?

今季の代打一番手は村田!? 大型補強で改善なるか?

■史上初のFA3選手獲得! 空前の大型補強

 先のストーブリーグでは断トツの注目を集めた巨人。FAで日本ハムの陽岱鋼、DeNAの山口俊、ソフトバンクの森福允彦を獲得。1シーズンでFA移籍による3選手を獲得するのは史上初だ。

 さらに新外国人のマギー(元楽天ほか)とカミネロ(マリナーズ)とも契約。まさに空前の大補強といえる。

 この補強によってポジション争いは激化。先発やブルペンの競争、外国人枠の問題も気になるところだが、今回はある意味で競争の結果にもたらされるポジションともいうべき「代打」に着目して、巨人の「代打事情」を考えてみた。

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■昨季12球団ワーストだった巨人の「代打成功率」

 昨季、巨人の全代打数205に対して代打安打は35本で、代打成功率は.171。これはセ・リーグのみならず12球団の中でも最下位の成績だ。

 ちなみに、セ・リーグで代打成功率1位のDeNAは代打数266、代打安打66本で成功率.248。DeNAは代打策が成功するケースが多い印象だが、それを裏づける数字といっていいだろう。

 巨人の代打事情を個人別で見ると、山本泰寛(代打成功率.600)や橋本到(代打成功率.500)の成績が一見よさそうに思えるが、残念ながら少ない打席数での話。代打数10以上の選手は最高でも亀井善行(代打成功率.235)で、あとは1割台が多い。

 今季はこの低調な代打成績を巻き返せるか?

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