ガスケ辛勝、35歳マウは19歳ズベレフを倒す [オープン13 マルセイユ]

| テニスデイリー
ガスケ辛勝、35歳マウは19歳ズベレフを倒す [オープン13 マルセイユ]

 フランス・マルセイユで開催されている「オープン13 マルセイユ」(ATP250/2月20~26日/賞金総額62万0660ユーロ/室内ハードコート)のシングルス1回戦で、第6シードのリシャール・ガスケ(フランス)がロビン・ハッサ(オランダ)を6-7(5) 6-3 6-2のフルセットの戦いの末に下して2回戦に進出した。

 全体に見て優勢だったにも関わらず第1セットを落としたガスケは、「第1セットを取るべきだったのは明らかだ。僕は試合の流れに反してそれを落としてしまった。でも5-4からのサービスのときにまずいゲームをしてしまったことは認める。ミスをおかした上にダブルフォールトだからね。それが高くついた」と振り返った。

 「第2セットの出だしにもブレークされ、あの時点では心穏やかでなかったが、最後まで戦おうと努めていた。0-1から1-1とブレークバックしたことがカギだった。あれがこの試合でもっとも重要なゲームだった」と分析したガスケは、「次の試合ではよりスムースにいくよう祈るよ」と言い添えた。ガスケは2回戦でミカエル・ユーズニー(ロシア)と対戦する。

 一方、第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)はベテランのニコラ・マウ(フランス)に6-7(5) 6-7(5)の僅差で敗れた。

 世界ランキングはマウが54位でズベレフが18位、年齢はマウが35歳でズベレフが19歳だ。

 「試合が進むにつれ、どんどん気分がよくなった。そして必然的に、こういう試合に勝てばうれしいもの」とマウは満足感を吐露した。

 「ここでプレーするのが大好きなんだ。僕は1999年に初めてここでプレーし、これまで出場しなかったのは2回だけ。僕が(プロとして)プレーした最初の大会であり、一度もすごい成績を挙げたことはなかったけれど、いつもいくつかのいい試合をすることができていた。このところ、よいプレーはできていたけれど勝利を挙げられていなかった。

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