連日、大きく報道されている女優・清水富美加(22)の出家騒動。芸能界のあちこちからドタキャン連発などへの批判が噴出(注1)しているが、対抗する清水富美加サイドは争点を一つに絞ってきた模様だ。
“芸能界で事務所がタレントと結ぶ契約は、奴隷契約と呼ぶべきもの。大した報酬もなく、意に染まない仕事をさせられる点が問題だ”
……これに尽きる。「月収が5万円」「性的対象として水着DVDに出演を強要される」「人肉を食べる役をやらせられた」といった細かな不満や批判の背景として、一般社会で問題視されている労働問題(注2)になぞらえた。芸能界そのものをブラック企業(業界)とみなすことで、世論の支持を得ようとしたワケだ。
折しも『仮面ライダー響鬼』(テレビ朝日系)や大河ドラマへの出演で知られる俳優・細川茂樹(45)が、昨年末に契約解除(注3)された所属事務所と法廷闘争を展開。いったんは契約解除の無効を勝ち取ったニュースも入ってきた。
「(清水も含めて芸能人と事務所のトラブルをふまえ)契約関係の見直しと言いますか、あり方が問われている。(略)過渡期にあるのかな、という気がしますね」(フジテレビ『みんなのニュース』での、やくみつる)
考えてみればSMAPの解散も、タレントと事務所間の抗争の結果と言える。このままだと芸能界という日本有数のブラック業界に対して、一般社会からの総攻撃が始まりそうな雰囲気だ。