TBS「好きか嫌いか言う時間」の出演依頼から記者が逃げる理由

| まいじつ
kou / PIXTA(ピクスタ)

当初は単発番組として放送され、昨年から月曜日のゴールデンタイムにレギュラー番組になった『好きか嫌いか言う時間』(TBS系)。この番組は、出演者が主張を真っ向からぶつけあうディベート番組で、衣着せぬ物言いで激しいバトルを繰り広げることが特徴になっている。

しかしながら、《芸能記者や芸能レポーターVSタレント》という企画では、記者やレポーター陣が「出演したくない」と、オファーの電話を最初から着信拒否にして電話に出なかったり、直前での出演キャンセルなども相次いでいるという。

「打ち合わせの段階で、タレントや俳優たちに有利になるように進んでいくことが暗黙の了解で知らされます。揚げ句の果てには、編集によって“ピー”という音で消されたはずの固有名詞が、いつのまにかインターネットの掲示板などに流出していたりもするのです。記者が情報を漏らすことは考えにくいので、テレビ局の人間から漏れたのでしょう」(TBS関係者)

ある放送回では、芸能記者が「芸能人の情報を教えてくれるホテルがある」と話をしたところ、ネット系のライターがそのホテルに「芸能人の情報をください」と殺到して、ホテルに大迷惑を掛けたという。また、番組制作の過程も記者泣かせであるという。

「この番組は事前の打ち合わせが長く、2時間以上も事前打ち合わせしている割には、本番でほとんどと言っていいほど反映されていませんない。打ち合わせのときからスタッフが撮影をしているので、『まるで取り調べを受けているようだ』と話す記者もいました」(芸能レポーター)

とりわけ、番組製作陣が気にしているのが、司会者である坂上忍についてだという。過去に坂上のスキャンダル記事を書いた記者は出演させない。

「坂上は、芸能記者に対して極度に警戒するようなことはなく、仕事以外でも、居酒屋で機嫌がよければ会話したりもするほどです。ただ、批判記事などのことは執念深く覚えているといいます。

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