就活は楽しかったorつらかった、どっち? 内定済み学生の約6割は

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大学生活後半より本格的になる就職活動は、毎日がよろこびと落胆の繰り返しです。ようやく内定が決まった今振り返ってみて、就活は楽しかったのかそれともつらかったのか、彼らはどう捉えているのでしょうか。今回アンケートを取ってみました。これから就活を始める大学生にとっても結果は気になるところです。


今振り返ってみると就活は「楽しかった」or「つらかった」のどちらですか?

楽しかった   82人(37.4%)
つらかった   137人(62.6%)

■そう思う理由を教えてください

●楽しかった

・人生の中でたくさんの発見があったり、他の大学の就活生とも話ができたりして刺激を受けたから(男性/22歳/大学4年生)
・自分がどれだけ話せる人間なのか、たしかめることができたから(女性/20歳/短大・専門学校生)
・今まで知らなかった自分の一面を知ることができたから(男性/23歳/大学院生)
・自分について知る機会になったし、社会人になる一歩として自覚が湧き、刺激をたくさん受けたから(女性/21歳/大学4年生)
・つらいことももちろんあったが、いろんな人を知ったり、企業のオフィスを見られたりすることは今しかないと思ったから(女性/22歳/大学4年生)
・面接を重ねるうちにうまく質問に答えられるし、回転も早くなって質疑を楽しめていた(女性/22歳/大学4年生)
・終わったらいい思い出(男性/22歳/大学4年生)
・いろいろなところに出向いていろいろな立場の人に出会えたので(女性/23歳/大学院生)

●つらかった


・面接でうまく自分を出せずに何度も落ち込んでしまったから(男性/24歳/大学4年生)
・選んだ業界の選考開始時期が遅く、まわりが終わっているなか、一人でがんばらなくてはならなかったから(女性/22歳/大学4年生)
・地方から東京に行くのは時間的にも金銭的にもきつかったし、短期間で何度も行き来したから(男性/24歳/大学院生)
・自分がしたことがない経験をいらないほどたくさん経験してつらかった(女性/21歳/大学4年生)
・なかなか内定が決まらず、日々自分が社会不適合者なのではないかと思わされていたから(女性/22歳/大学4年生)
・うまくいっていると思った面接ほど落とされるから(男性/24歳/大学院生)
・自己分析ができておらず、自分がどんな職につきたいのか最後まで曖昧になってしまったから(女性/22歳/大学4年生)
・面接でうまく話せなかったり、適性検査だけで落とされたり、つらかった記憶が多いから(女性/22歳/大学4年生)

就活はつらかった、と感じている人のほうが多かったようです。面接がつらい、内定が決まらない、という大きな挫折要因からマイナスイメージとなってしまった人が圧倒的でしたね。プラスにとらえている人は、就活を通して自分が成長した、と考えているようです。

人生いいときもあれば悪いときもありますが、ジェットコースターのように自分の精神が大きく揺れるイベントの一つとして就活は代表的なものと言えるでしょう。大切なことは、結果をありのままに受け入れて次のステップに進む精神力の強さではないでしょうか。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年1月
調査人数:就活を終えた大学生男女219人(男性84人、女性135人)

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