1994年3月5日、日本武道館で行われた三沢光晴&小橋健太(現・建太)vsスタン・ハンセン&ジャイアント馬場のタッグマッチは、馬場の現役後期における屈指の名勝負である。とおに全盛期を過ぎたはずの馬場が、新たに団体の屋台骨となるべき三沢&小橋の前に、鬼神のごとく立ちはだかった。
アントニオ猪木がどうしてもジャイアント馬場にかなわなかったのは、その“存在感”ではなかったか。
「もちろん猪木も街を歩けば多くの人が振り返る大スターですが、馬場は別格。威厳と親しみやすさを兼ね備えたその佇まいから、地方巡業のときなどは地元のお年寄りが手を合わせて拝む姿を何度も見かけましたよ(笑)」(スポーツ紙記者)
レスラーとしての全盛期は、日本プロレス時代から全日本プロレスの旗揚げに至る1970年前後。以後は徐々に衰えが目立ち始め、下腿に比べて貧弱な上半身やスローな動きを笑いのネタにされることもしばしばだったが、それでも馬場自体の価値は変わらない。
'85年、スタン・ハンセンに敗れてPWF王座から陥落した後は、タイトル戦線を離れてカード中盤が定位置となったものの、馬場への歓声はむしろ増加したかにも見えた。
「馬場の姿が“見られるだけでもありがたい”とのファンの思いがあったからこそ、晩年まで支持を集め続けたのでしょう」(同)
90年代に入ると馬場はラッシャー木村と義兄弟タッグを結成し、そこに百田光雄が加わった『ファミリー軍団』と、渕正信、大熊元司、永源遥ら『悪役商会』による明るく楽しいプロレスがすっかりファンの間にも浸透していたが、久方ぶりにメインイベンターとしてスポットライトを浴びることになる。
'93年の世界最強タッグ決定リーグ戦。優勝候補と目されていたのは大会直前まで世界タッグ王座に就いていたハンセン&テッド・デビアス組であったが(当時はリーグ戦開幕時に王座を返上。優勝チームが同王座に就くシステムだった)、デビアスがシリーズ序盤の負傷により欠場。その代役としてハンセンに指名されたのが、当初、出場予定のなかった馬場だった。
「デビアスの欠場は米国での契約問題からのこと。ケガというのも前王者チームの解体を自然に見せるためであり、馬場の代役出場はあらかじめ予定されていたはずです。
プロレス解体新書 ROUND42 〈馬場晩年のベストマッチ〉 弟子2人に見せた不屈の闘志
2017.03.12 16:00
|
週刊実話
ピックアップ PR
ランキング
総合
スポーツ
1
『Yuzuru Hanyu “REALIVE” an ICE STORY project』キービジュアル解禁! 羽生さん「魂込めて、全体力を込めて滑らせていただきます」
TREND NEWS CASTER
2
『東和薬品 presents 羽生結弦 notte stellata 2026』 【BS日テレ】3/24(火)よる10時~ テレビ初放送!!
TREND NEWS CASTER
3
『東和薬品 presents 羽生結弦 notte stellata 2026』 【日テレプラス】では「3月~5月」3か月連続・全公演放送決定!!
TREND NEWS CASTER
4
2/17発売『拝啓 羽生結弦さま』 「羽生さん独占インタビュー」2万字超! 【未公開フォト】を含む美麗グラビアも!!
TREND NEWS CASTER
5
3/30発売『Photon 羽生結弦写真集』 京都「両足院」で写真展【3/13~22日】も開催!!
TREND NEWS CASTER
6
『東和薬品 presents 羽生結弦 notte stellata 2026』 【3日間の公演全て】 全国の映画館で生中継決定!!
TREND NEWS CASTER
7
ジャイアンツ・ファンフェスタに清原和博氏が登場、松井秀喜氏との並びにファン歓喜 逮捕から10年目、“みそぎ”は済んだのか
リアルライブ
8
大谷WBC参戦宣言でネトフリ入会者増加は必至 チケットはすでに争奪戦
リアルライブ
9
『 羽生結弦 Gift set ~My Colors~ フレーム切手セット』 11/17(月)より 【予約申込】開始!!
TREND NEWS CASTER
10
ページをめくるごとに【YUZU】と出会える! 『羽生結弦ダイアリー2026』 11月11日(火)発売!!
TREND NEWS CASTER