解散してなお復興支援を訴え続ける”SMAPメンバー”に感動の声

Photo by KkleinRN(写真はイメージです)

 3月11日、中居正広(44)がパーソナリティを務めるラジオ『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)にて、東日本大震災などの義援金を呼びかけたことが話題になっている。

 番組の最後、「さてさて、東日本大震災から6年が経ちました。復興はまだまだ半ばと、道半ばと言われております。またこの1年ね、熊本震災(※熊本地震のこと)もありますし、鳥取県の中部地震もありましたしね……」と、各地で起こった震災について触れ、「この番組では、義援金の呼びかけをしていきたいと思います」と、リスナーに向けて東日本大震災復興支援財団や日本赤十字社の活動を案内していた。

 SMAPのメンバーは、2011年に東日本大震災が起こってから、毎週『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)にて義援金の呼びかけを行っていた。しかし、グループの解散に伴い16年12月26日に同番組は終了。17年からはこの呼びかけも行われなくなってしまった。そんな中、中居がラジオを通して義援金の呼びかけを行ったことに、ファンは感激している。

 また、中居だけでなく、他のメンバーもそれぞれラジオで震災について触れている。3月9日に放送された稲垣吾郎(43)のラジオ『編集長 稲垣吾郎』(文化放送)では、「6年は経ちましたけど、こういう番組をやらせていただいているボクなんかが呼びかけて、そしてこの番組を聞いていただいてるみなさん、みんなが力を合わせて、復興支援できたらなと思っていますので。みなさん、今後も一緒にがんばっていきましょう。よろしくお願いします」と、引き続きリスナーへ被災地への応援を呼びかけた。

 12日放送の草なぎ剛(42)・香取慎吾(40)のラジオ『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)では、冒頭から東日本大震災の話が。香取からは「ニュースとか見てると明るい映像も大分増えてきたというかね。復興して街がさ、お店ができて」と、着実に復興が進んでいることを実感しているよう。草なぎも「がんばってる人の姿を見てね、ちょっとずつだけど復興に向かってるんだなあってことはね、感じましたよね」と共感していた。

『編集長 稲垣吾郎』『ShinTsuyo POWER SPLASH』、そして10日に放送された木村拓哉のラジオ『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)の3番組では、SMAPが11年にリリースした配信限定シングル「not alone ~幸せになろうよ~」が流されていた。

この楽曲は、もともとCDシングルとして発売される予定であったが、東日本大震災の影響で起こった電力不足や流通事情を考慮し、CD発売を取り止め、配信限定でのリリースとなった経緯がある楽曲。『SMAP×SMAP』で義援金の呼びかけを行っていた際のBGMであり、着うたフル(R)では1ダウンロードにつき100円が被災地へ寄付される取り組みも行われていた。

 そんな楽曲をそれぞれのラジオで流し、中居からも義援金の呼びかけがあったことで、「毎週頭を下げて義援金のお願いしてきたSMAPの気持ちは、今も変わってないってことがよくわかった。私も自分にできることをやり続けよう」「『not alone』を聞いて、改めてがんばらないと! と思った。SMAPの音楽に励まされてるなあ」「吾郎さん、木村さん、しんつよが『not alone』を流して、SMAPのリーダー中居くんが支援のお願いをする。メンバー全員本当に尊敬してます」と、SMAPメンバーが示した復興支援への強い気持ちに、ファンからは感動する人も。

 中居が言っていたように、「復興はまだまだ道半ば」。これからもSMAPとともに、被災地にエールを送り続けていきたい。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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