どうやって楽しむん!?百人一首でもいろはかるたでもない、その名も「浮世絵タロット」

| Japaaan
どうやって楽しむん!?百人一首でもいろはかるたでもない、その名も「浮世絵タロット」

「西洋の神秘」タロットカードと言えば…

タロットカードと言えば、日本でも良く知られている、占いやゲームに使われるカードです。タロットカードは「大アルカナ」と「小アルカナ」に分かれていて、「小アルカナ」は皆さんにおなじみのカードゲームである「トランプ」の原型となりました。

神秘的なイメージの強いタロットカードは、「マルセイユ版」「ウェイト版」などいくつかの種類がありますが、その起源については謎の部分もいまだ多く解明されていません。しかし、カードのルーツが海外が発祥であることは確かで、一般的なタロットカードの絵柄は「古代エジプト」や「ヨーロッパの貴族」などをモチーフにしたものが多くなっています。

タロットカードが日本で一般的となったのは、オカルトブームが巻き起こった1970〜80年代にかけてと、意外にも最近のことです。

タロットカードなのに、まるで百人一首!?

外国生まれのタロットカードに、こんな絵柄のカードを見付けました。

雅で鮮やかな色彩の和風の絵柄が目を引くカードですが、これは「百人一首」や「いろはかるた」ではありません。れっきとしたタロットカードなのです。

その名も「浮世絵タロット」。

「マルセイユ版」と呼ばれる古いタロットカードを基にしてデザインされていて、その名の通り浮世絵を踏襲した美しい絵柄が、目を楽しませてくれます。

小アルカナも「和」を体現すべく、「WANDS(棒または杖)→錫杖」「CUPS(聖杯)→盃」「SWORDS(剣)→刀」「PENTACLES(コイン)→銅銭」に変更されています。

裏面の絵柄も、流れに浮かぶ紅葉が、風流な「和の心」を忘れていません。

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