毎年3月に始まる、オーストラリアの野外彫刻イベント「スカルプチャーバイザシー」をご存知でしょうか？
1997年にシドニーのボンダイビーチで始まったこの彫刻展は奇抜で遊び心がある彫刻が多く設置されることで有名です。
現在では、オーストラリアのシドニー・ボンダイビーチとパース・コッテスロービーチで開催されており、今年2017年でパース・コッテスロービーチでは13回目、シドニー・ボンダイビーチでは21回目を数える、とても人気の野外彫刻イベントとなっています。
※パースでは3月、シドニーでは10月から11月にかけて行われます。
彫刻といっても難しく考える必要はなく、見ているだけで楽しい作品が多いのがこのイベントの特徴。
特に海風で動くキネティックアート（動く彫刻）はオススメ。
もちろん目の前がビーチなので水着を持参して海に飛び込んだり、フィッシュアンドチップスというフライドポテトと揚げた魚を食べたり、ビールを飲んだりすることができるので、オーストラリアのパースおよびシドニーを訪れる全ての方にオススメです。
今年は3月3日からスタートした、パースの「スカルプチャーバイザシー」の様子をご紹介しようと思います。
実はこのイベント、地元オーストラリアの方はもちろん、たくさんの日本の彫刻家が参加されています。
海外で活躍している日本人の方の姿を見ることができて、運が良ければ彫刻家の方と直接お話しすることもできます。もちろん、どの方も気さくで、話しやすい方ばかりです。