3年ぶりのV奪還を目指す巨人に、早くも暗雲が垂れ込めているという。「巨人の4番は、“球界の顔”。その大役に見合うだけの選手がいないんです。2年目を迎えた高橋由伸監督も頭を抱えているようですね」(スポーツ紙デスク)
現状で、巨人の4番候補に名前が挙がっているのは、マギー、阿部慎之助、村田修一の3人。特に、マギーは2月25日に行われたオープン戦の開幕試合で、阿部、村田を差し置いて4番に抜擢されただけに、最右翼とみられている。「キャンプ視察に訪れた長嶋茂雄終身名誉監督は、印象に残った選手を聞かれると“マギーだね”と即答。1次キャンプのMVPに挙げるなど大絶賛していただけに、由伸監督の期待も大きい」(スポーツ紙記者)
確かに、マギーは楽天時代に、28本塁打(リーグ2位タイ)、93打点(リーグ4位)とチームの日本一に大きく貢献。日本野球への適応度は高い。「ただ、楽天退団後のマイアミ・マーリンズでは、カムバック賞を獲得するなど大活躍しましたが、その後はさっぱり。最終的には、ケガでタイガースをクビ。全盛期に比べると、明らかに力は落ちています。しかも、巨人の4番に座った2月25日のオープン戦でも空回りでした」(前出のスポーツ紙デスク)
マギーがダメとなれば、残るは、村田と阿部だが、こちらも厳しい。「村田は、試合開始15分前からベンチ裏で“オエッ”とずっとえずいているようで、プレッシャーに弱く4番向きではない。由伸監督も、村田は5、6番で気楽に打たせたほうがいいと考えているようです」(前同)
となると、残るのは阿部のみ。彼の今季にかける意気込みは相当なものだという。「阿部は、将来の監督候補に名前が挙がるほど、上層部からの信頼が厚かったんですが、12年に発覚した不倫問題、昨季のケガによる長期戦線離脱などによって、これまで築いてきた信頼が揺らいできています。今季、実績が残せなければ、監督への道は完全に閉ざされてしまう。それだけに、結果を残さねばと意気込んでいるんです」(同)
しかし、阿部はご承知のように、満身創痍。年齢的に限界説も聞こえてくる。「チームのメディカル・スタッフから、阿部を捕手として起用することにNGが出されるほど、首と膝が悪いらしい。そんな状態で、思うようにバットが振れるのか心配です」(同)
「不動の4番」がいるチームがペナントを制するともいわれるプロ野球。この調子だと、今年の由伸巨人の結果も見えた!?
巨人が頭を抱える「4番打者不在」問題
2017.03.16 09:00
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