これ実は陶芸!九谷焼・上出長右衛門窯の上出惠悟さんの個展が開催

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これ実は陶芸!九谷焼・上出長右衛門窯の上出惠悟さんの個展が開催

九谷焼の窯元である上出長右衛門窯の6代目・上出惠悟(かみで けいご)氏は、九谷焼の伝統を守りつつも、現代の感覚を活かした発想で窯をプロデュースし、作家個人としての作品も注目を集めています。

長右衛門窯が60年描き続けている伝統的な絵柄「笛吹」が、スケボーに乗ってみたり、ラジカセを担いだり、楽器を演奏したりとユーモア溢れる洒脱な湯呑は、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。Japaaanストアでも販売中です。

大学で絵画や現代美術を学んでいた上出さんは、家業の九谷焼の現場で素材と対峙する中、卒業制作として「甘蕉(バナナ)」をモチーフとした作品を発表。それ以来、「甘蕉」は制作を続ける上で重要なテーマの一つとなり、代表作として認知されるようになりました。

一見すると白いバナナに見える作品は、すべて磁器作品。長右衛門窯でのお仕事をされる前から、12年に渡って作り続けているモチーフなんだそうです。

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