人気過多でパンク?V6の特典に注目も本人たちはいたって“おじさん”

Photo by Kara Allyson(写真はイメージです)

 3月15日、47枚目となるシングル「Can’t Get Enough/ハナヒラケ」をリリースしたV6。

 既報の通り、今回のシングルは「初回生産限定盤A」「初回生産限定盤B」「通常盤」「セブンネット限定盤」の4形態で発売され、「セブンネット限定盤」にのみ、ヴァーチャル・リアリティ(仮想現実、VR)映像を楽しむための「専用ビューアー」が付属。スマートフォン専用アプリからコンテンツをダウンロードすれば、「Can’t Get Enough」のダンス映像と、カップリング曲「足跡」のレコーディング風景がVR映像で楽しめる。最新技術はおろか、インターネットの活用に消極的なジャニーズ事務所のグループがVR映像特典を付けたことは、発売前からファンの間で大きな話題となっていた。

 早速、このVR特典映像を見たファンは「VR映像見て思わず叫んじゃった……これはスゴすぎる! 体験しないともったいないよ」「6人が私のためだけに歌い踊る! しかも目の前で! これは革命ですよ」「おまけ程度のVR映像かなって思ったけど、想像以上だった……お値段以上だよ!」と大興奮。また、360度好きなところを見渡せるため、「普通のMVじゃ見切れちゃう部分も見られるなんて贅沢だわ」「自担だけをずっと追いかけられるのがうれしい。ダンスの細かい動きや一瞬の表情も見逃さずに済むね」と、VRならではの楽しみ方を堪能している人たちも。他グループのファンからは羨望の的となっており、「他のグループでもどんどんやってほしい!」との声も上がっている。どうやら、ジャニーズファンからの注目度が非常に高いコンテンツとなっているようだ。

 そんな反響の大きさを象徴するように、店頭入荷日の14日には、V6のVR映像を配信しているアプリケーション「スマプラムービー」にて、サーバー障害が起こったとの報告が。公式サイトには、「3月14日(火)21時頃よりアクセスが集中したため、サイトへ繋がりにくい状況となっております」と書かれている。同日には、複数のアーティストの配信が始まっているため、V6ファンだけのアクセスによって起こった障害とは言い切れないが、注目度の高さを感じさせる出来事であることは違いない。

 最新技術をいち早く取り入れたV6だが、14日深夜に放送された『Good Time Music』(TBS系)では、打って変わってメンバーの“おじさん”な一面が明かみになった。

 デビューから22年、ファンが感じるV6の成長と変化を明かす企画があったのだが、そこであるファンから「ライブであまり“疾走”を見ない」との指摘が。確かに、昔のライブ映像を振り返ってみると、会場中を全速力で駆け回っていたが、現在はメンバー全員で花道をゆったりと歩行。歌いながらファンサービスするのが精いっぱいといったところだが、坂本昌行は「今までは『空間を6人だけで埋めよう』みたいな感じで、“ダーッ”と走っていたんですけど、(今は)埋められる余裕みたいのが出てきてるから」と説明。「加齢により体力がなくなった」というアイドルらしからぬ理由では決してない、と言いたいようだ。

 また、「雑誌などで“わちゃわちゃ写真”が増えた」という変化を感じているファンも。これについてはメンバーも疑問に思っていたそうで、あるとき井ノ原快彦が雑誌社の編集担当に理由を聞いたところ、「おじさんがイチャイチャしてると(雑誌が)売れるんで!」と返されたとか。この話のあと、実際にスタジオで“わちゃわちゃ写真”を撮影する流れになると、スタジオにいたファンは悲鳴を上げて大喜び。たしかに、おじさんたちのイチャイチャは、ファンに需要があるようだ。

 VR導入や有料放送「WOWOW」でのコンサートの放送など、ジャニーズアイドルとして常に新しい道を開拓しているV6だが、当の本人たちは“おじさん”をネタにしてファンを沸かせていた。そんな彼らの飾らないところが、V6らしさであり、愛され続ける秘訣なのかもしれない。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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